2013年06月23日

不妊症治療と心のケア

不妊に関することはデリケートですので、治療を共有しているパートナーが相談相手となるのは自然なことでしょう。それだけ頑張っても、いつ妊娠できるのか分からないのです。

不妊症治療を通して、夫婦の絆がより深まったというカップルも多いと聞きます。欧米では、医師と同じようにカウンセラーにもかかりつけがあるのが一般的です。

日本ではカウンセリングは保険診療がきかず自費になってしまいますが、悩みや愚痴を吐き出せる場所を確保することができます。カウンセラーは話を聞くだけでなく、物事の見方や考え方を変える提案をしてくれますので、自分の新たな面を発見できる可能性もあります。

周囲からは「子どもはまだ?」と問われてイライラし、毎月生理が来れば落ち込む日々です。ヨガやウォーキングなどの軽い有酸素運動は、硬くなった身体を解きほぐしてリラックスさせる効果があります。

不妊症治療は、長い時間をかけて根気よく取り組まなければなりませんし、時には苦痛を伴うこともあります。身体のリラックスは心の癒しにもなり、治療のストレスを忘れさせてくれるでしょう。

日常的なストレスも不妊症の原因になり得ることを考えると、治療している間は心のケアも平行して行うことをお勧めします。相応の費用ががかかりますから、経済的に苦しく追い詰められている場合もあるでしょう。

不妊症治療の苦しさや辛さを精神的に支えているのは、7割がパートナーだそうです。身体を動かすことで心のケアをすることもできます。

問題なのは、3割の人が誰にも精神的なケアを受けていないということです。


Posted by プアアー at 22:17│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
プアアー